おはようございます。がさつ女子(＠gasastujoshi127)です。みなさんは”お守り”にしている本はありますか？
時に人を傷つけ背中を押し、感情を表現する。言葉は面白いもので笑顔にすることもあれば、ナイフになることも。そして時にはお守りにもなります。
本記事では、私がお守りにしているとっておきの一冊『神様が書いた4つの詩』をご紹介します。
「綺麗なイラストが描かれている本が好き」「本をプレゼントしたい」という方にもおすすめですので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
世の中には作者不明な詩がある
世の中には誰が書いたかわからない言葉や文章があります。戦争や災害によって残された、どこの誰が書いたかわからない言葉たち。
作者が不明とはいえ、それらの言葉の持つパワーにより世に広まっていったのです。作者がわからない詩にも作者は存在します。
そこで人々は「神様が書いたのでは…？」と思いを寄せ始めました。
大切な人に贈りたい『神様が書いた4つの詩』
今回ご紹介する『神様が書いた4つの詩』は世界中の、作者不明の4つの詩を集約した絵本です。実はこの本、私も偶然古本屋で見つけたんです。
普段、全く詩は読みません。でもなぜかこの時は、不思議と詩集コーナーを眺め出会ったのです。
たった4つの詩なのに何度も何度も読み返してしまう、お守りのような一冊になりました。
ここが良かった
『神様が書いた4つの詩』 は全122ページの絵本。全部の詩を紹介すると、ネタバレになってしまうのでお気に入りの一節をご紹介しますね。
「Yesterday is history」昨日はもう過去のこと。
「Tomorrow is a mystery」明日はまだ未知のもの。
「Today is a gift」今日は神様からの贈り物。
だから英語では、「現在」のことを「プレゼント」(present)と呼ぶのです。
引用：神様が書いた4つの詩～時間銀行～
以前、自分がどうにかなってしまうくらい嫌なことがありました。起きてしまった”過去”のことに怒り苦しみ。
それでも時間は過ぎていき明日はやってくる。そんなときに出会ったのがこの言葉でした。自分の中でストンと何かが落ちたんです。
「そうだ、もう過去のことなんだから”今”の時間を大切にしよう」何かが吹っ切れて心が前向きになれたのです。
神様からの”プレゼント(present)”をムダにしちゃいけないって。そんなきっかけをくれた本です。
でも、これって特別なことは言っていないんですよね。でも自分のことで精いっぱいで、気づかなかったんです”present=現在”って言葉の意味に。
当たり前のことが、こんなに素敵なことだなんて気づきませんでした。
『神様が書いた4つの詩』 は、紹介した一節以外にも、気づきを与えてくれる言葉が綴られているのです。
こんな人におすすめ
『神様が書いた4つの詩』 は、世の中の全ての人に届いて欲しい一冊。多くの人が読むべき一冊だと思います。
元気に毎日過ごしている人も笑顔が増えるかもしれません。周りと比較し落ち込んでしまう人も、ネガティブ思考から抜け出せるかもしれません。
生きていれば、悲しいことも怒りたくなることもたくさんあります。感情的にもなります。そんな心を引き上げてくれるのが『神様が書いた4つの詩』です。
✓こんな人におすすめ
- 小さなことにイライラしてしまう
- 心がすり減ってしまうくらいショッキングな出来事があった
- 代わり映えのしない毎日にモヤっとしている
- 新しい生活を迎える人への贈り物に
『神様が書いた4つの詩』は言葉と共に、星加海さんのイラストも楽しめる一冊です。綺麗なイラストを眺めるのが好きな方はもちろん、絵本好きな大人にもおすすめしたい本。
言葉の”気づき”を。”気づき”をお守りに
朝起きて、ご飯を食べて家事や仕事をして気づいたら日が沈み…。同じような毎日を送っていても”フツウ”の生活が送れるって素敵なことなんですよね。
特にこのご時世、家族が健康でいてくれること、毎日無事に帰ってきてくれることだけでもスゴイこと。
でも中々”毎日の当たり前”に気づくことができません。そんな自分への”気づき”のために『神様が書いた4つの詩』をお守り替わりに持っておくのはいかがですか？
ぜひ本屋さんやネットでチェックしてみてくださいね。
