おはようございます。食育実践プランナーのがさつ女子(@gasastujoshi127)です。「野菜がシナシナになってしまった」「野菜を気づかないうちに腐らせた」なんて経験ありませんか?
もしかしたら保存する場所や温度が間違っているのかもしれません。正しい温度で保存すれば、野菜は長持ちし食品ロスを減らせます。
本記事では野菜の適正温度について解説します。保存場所ごとに解説するので、ぜひ冷蔵庫の見直しも行ってみてくださいね。
野菜の保存を長持ちさせるコツ
我が家は、まとめ買い派で生鮮食品の買い物は週に1回です。何度も行くのは手間なので一回に大量の食材を購入してます。基本的に買い足しはしません。
まとめ買いをすると、食材が傷んでしまう…なんて懸念される問題もありますが、正しい保存をすれば野菜は長持ちします。
「光・熱」を避ける
野菜はよく「風通しの良い場所で」「暗いところで保存をしましょう。」といいますよね。光は色を変化させて、熱は状態を変形させるもの。
つまり、野菜を長持ちさせるには光と熱を避けるのが保存の基本です。冷蔵庫保存だけではなく常温保存をする野菜も注意。
我が家はキッチンワゴンの一番下にIKEAの籠を置いて、常温の野菜はここで保存をしています。セリアで購入した袋に入れて光を遮断していますよ。
家の中のどこが”風通しの良い場所”がなのか見つけておきましょう。
乾燥に注意する
野菜の種類によっては乾燥に弱いものも。実は収穫後も野菜は呼吸をしている状態です。「冷蔵庫の中でしおれていた」「野菜室に入れたら、葉の色が変わった」なんて経験ありませんか?
特にほうれん草や小松菜などの葉物野菜は、乾燥に弱く葉が変色してしまいます。
少し手間かもしれませんが、冷蔵庫や野菜室に入れる前に新聞紙やラップで包んで野菜の乾燥を防ぎましょう。
保存の向きに注意
成長する向きで野菜保存すると、ストレスがかかりにくいと言われています。例えばほうれん草は寝かせてしまうとエチレンガスを放出しますし、アスパラは立てることでどんどん成長します。
立てる際には100均に売っている冷蔵庫グッズを活用すると、上手に収納できますよ。
野菜の正しい温度は?保存場所ごとに解説
野菜にとって最適な温度というのはそれぞれ違います。野菜の保存は原産地の気候に合わせて行うと、傷みにくいと言われているのです。
正しく野菜を保存して、食材を美味しく長持ちさせましょうね。
常温保存
常温というのは『外気温を超えない温度』のことを指します。(厚生労働省「常温保存可能品に関する運用上の注意」参照)。
春秋冬なら問題ありませんが、夏場は室内が籠ってしまい、お部屋の温度があがる場合があるので注意が必要です。
土の中で育つ根菜類は常温での保存に向いています。
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ごぼう、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、サトイモ、玉ねぎ(新タマネギは除く)は根菜袋に入れて風通しの冷暗所に保存しましょう。
室温が高くなってしまう夏場は、野菜室での保存がおすすめです。
冷蔵保存
冷蔵庫の温度は0度~5度がほとんど。ドリンクや調味料を保存するスペースとして活用されてる方も多いですが、野菜の種類によっては野菜室よりも冷蔵保存が向いている食材もあります。
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ほうれん草や、キャベツ、レタスや小松菜などの葉物野菜は、冷蔵庫の温度に適しています。
野菜室は湿度も保つために工夫が凝らされています。しかし、冷蔵庫に入れて保存する場合は保存時にひと手間加えましょう。新聞紙やラップで包んで湿度を保ってください。
野菜室保存
冷蔵庫の種類にもよりますが、野菜室は8度前後。冷蔵庫よりも少し温度が高く設定されています。
温度の高い環境下で育った夏野菜は、本当は常温での保存がベストですが野菜室でも保存ができます。低温障害を起こす可能性もあるので、野菜室に入れる場合はラップやポリ袋に入れて保存をしましょう。
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トマト、きゅうり、なす、ピーマン、人参
※保存時にはラップを巻くか、保存袋に入れて保存をしましょう。
正しく野菜を保存して食品ロスを防ごう♡
野菜は収穫後も生きている食材。適正な温度を保ってあげないと、どんどん元気がなくなってしまいます。美味しく高い栄養を維持するには保存温度にも目を向けてみましょう。
食品ロスも減らせますし、新鮮な状態をいつまでも保つことができますよ。「上手に野菜室の収納ができない」という方は、以下の記事がおすすめです。
参考までに我が家の野菜室の収納を写真付きで記事にしていますので、良かったら参考にしてくださいね。